教員紹介

教員プロフィール

大久保 邦彦(おおくぼ くにひこ)
OKUBO Kunihiko

教授

Professor

研究テーマ

民法(主に財産法)、法学方法論

研究紹介とメッセージ

学問のすすめ

 私は料理が好きだが、ペペロンチーノはなかなかうまくできない。油っぽくなるし、塩味もうまくつかない。レシピをみると、スパゲッティのゆで汁を入れるように書いてあるが、それでもうまくいかない。そこで、具にトマトをよく入れていた。これだとおいしくできる。

 あるとき、ネットでレシピをみていると、「乳化」という言葉が目に飛び込んできた。「乳化」とは、マヨネーズのように、水と油が混じり合うことをいう。塩は油に溶けないので塩味をつけるには水分が必要、油っぽくなるのは乳化が起こっていないから、ゆで汁に溶けている小麦粉やトマトは乳化を促す。「乳化」でこれまでの経験がうまく説明でき、スッキリした。

 法学という営みも、多くの法律や判決をうまく説明する原理を求めることを目的とする。そもそも学問とは、目に見えるもの(経験)を目に見えないもの(自然法則・ドグマ・原理・構造…)で説明する営みである。しかし、それをみつけるのは容易ではない。マイケル・サンデルの『ハーバード白熱教室』をご覧になられた方は多いと思うが、冒頭の「トロッコ問題」の一見矛盾しそうな結論(最初の事例では5人の命を救うために1人の命を犠牲にすることに賛成した学生が、第2の事例では反対する道徳観)をうまく説明するのは難しい。みなさんもそんな学問の世界に飛び込んで、スッキリしてみませんか?

大久保邦彦のWebサイト Personal Website

 

研究業績
Researcher Database

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