2008年は、TICAD IV(第4回アフリカ開発会議)やG8北海道洞爺湖サミットなどで平和構築が語られた年となりました。「人道支援」は平和構築に向けての重要なステップの一つであり、近年多くの日本人も関わるようになってきました。しかしながら日本に住んでいる私たちにはなかなかその具体的な活動を目の当たりにする機会が少ないのも事実です。
そこで、2月21日(土曜日)〜22日(日曜日)の期間、神戸にて、人道支援やアフリカについて考えるためのセミナー、『アフリカ支援への多様な視点』を以下のとおり開催いたしました。本セミナーは、2008年に東京及び広島で開催した「対アフリカ人道支援セミナー」シリーズの第3弾となります。
3回目となる今回のセミナーでは、国際機関やNGOなど支援活動のプロフェッショナル、紛争問題の研究者に加え、写真家、ファッション業界の方、ゴリラの研究に携わる方など、様々な視点を持つ方々が集まりました。このような「場」で、紛争・災害時の支援活動やアフリカについて話し合ったり、お互いの経験を紹介したりして、誰もがわかりやすく人道支援とアフリカを理解する試みが行われました。
また、このセミナーと同時に、国際機関や援助団体へのキャリア・セミナーを開催する他、1日目の21日(土曜日)午前には、ウガンダ北部の子供たちのドキュメンタリー映画「WAR DANCE」が上映されました。