紛争、貧困、感染症、温暖化などのグローバルな課題への取り組みにおいて、国際機関の重要性が今まで以上に高まっています。一方で、国連をはじめとする国際機関で働く日本人職員数は、それらの機関への日本政府の拠出金額に比べ、まだまだ少ないのが現状です。
「国際性の強化」は大阪大学の教育目標のひとつです。そこで、本センターではGLOCOLとともに、教育をキャリアパスにつなげ、グローバルな舞台で活躍できる国際機関人材の育成について考え、情報交換するためのセミナーを企画しました。
本セミナーでは、外務省国際機関人事センターの増尾秀樹氏から、国際機関で求められる専門性、能力、資質、そして、国際機関への日本人の就職状況についてお話いただきました。また、学内の3部局のよりこうした分野での人材輩出に向けた取り組みについての発表がありました。
* 外務省国際機関人事センターは、国際機関職員採用に関する情報提供、国際機関への応募支援や、日本人職員採用のために国際機関より派遣される採用ミッションの受け入れなど様々な業務を行っています。
10:30- 開会・趣旨説明
11:10- 大阪大学での取り組み
11:40- 質疑応答