貧困や紛争後の平和構築、軍縮、難民問題や環境問題といったグローバルなり組みが必要な問題について、今日、多くの国際機関がその解決に向けて活動しています。
これらの国際機関には、国連事務局とともに、UNDP、UNICEF、WHO、UNEP、UNHCRといった国連機関、世界銀行やアジア開発銀行などの国際開発金融機関、また、OECDなどの国際機関が含まれます。このような国際機関では、各々の機関の活動に即した専門性を生かし、多くの人々が活躍しています。
本セミナーは、第1部で、国際機関への就職の全般的な状況を、第2部で国際公務員として実際に勤務をした経験をお話しいただく2部構成でした。
第1部は、外務省国際機関人事センターの神宮司英弘氏と、世界銀行東京事務所の平井智子氏をお招きし、国際機関への就職について、日本人の就職状況、具体的な就職に向けての道筋について、 お話を伺いました。
第2部では、世界銀行、国際労働機関(ILO)、国連食糧農業機関(FAO)、国連開発計画(UNDP)での勤務のご経験をお持ちの方から、ご自身の国際公務員としての勤務経験をお話しいただきました。