【国連政策セミナー】

「国際連合システム論」

 今日の世界で最も普遍的な政府間国際機構である国連は、21世紀の世界において新たな可能性と挑戦に直面しています。特に国際の平和と安全の維持を主要な役割とする国連は、実際にどのような役割を果たしているのでしょうか。本科目では、国連事務局(政務局)のみならず和平交渉や国連平和維持活動(PKO)の現場での豊富な実体験を有する川端氏により、普遍的安全保障体制としての国連の特質を制度・実務の両面から解き明かしていただき、そのなかで国連平和活動の理論と実践を検証しました。とりわけ予防外交、平和創造、平和維持や平和構築といった国連活動の各局面を実際の紛争例を通して解説していただきました。さらに、講義では日本が多国間外交で果たすべき役割や個々の日本人が国際組織で働くことの意義を受講生とともに考えました。  なお、川端氏には現職国連職員の立場からの国連でのキャリアについての情報 提供や助言も行って頂きました。

  • 日 時:
    • 2010年11月3日(水):10:30〜17:20      
    •       11月4日(木):10:30〜17:20           
    •       11月8日(月):10:30〜15:40       
    •      11月13日(土):10:30〜15:40 
  • 講 師:
    • 川端 清隆氏(国連本部政治局政務官)
  • 場 所:
    • 大阪大学大学院 国際公共政策研究科(OSIPP)棟(豊中キャンパス)         
    • 3日、4日、8日:会議室(6階)   
    • 13日:マルチメディア演習室(3階)
  • プログラム:
    • 第1部:「国連の集団安全保障機能」
    • 第2部:「国連の平和維持活動」
    • 第3部:「国連の平和創成活動」
    • 第4部:「国連の課題と日本の役割」
  • お問い合わせ:
    • CUNPS事務局

      メール cunps★osipp.osaka-u.ac.jp

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